意外と汚れる押入れの床をルンバに掃除させる

DIY

意外と汚い押入れの床

皆様宅の押入れの床は綺麗でしょうか?

すのこの上に来客布団やら衣装ケースやらを積んで動かさないでいると、すのこの下は意外とホコリやら髪の毛やらで凄いことになっているかも知れません。

例えばそこが寝室の押入れだとすれば、ハウスダストまみれの中で眠ることになります・・。

押入れを掃除しやすくする

そもそも、何故押入れは掃除しづらいのかというと、
やはり、すのこのケタの低さにあると思います。

これをキャスター付きのすのことかにしたとして、
その上に乱雑に荷物が積まれる事を考えると、結局荷崩れが面倒だったり、
重くて引き出せず掃除ができない事態になります。

掃除の為の底上げ計画

そこで押入れのすのこを床にベタ置きするのではなく、底上げしてその上にすのこを敷くという計画を立てました。

また、どうせ底上げするならいっそのことルンバが通れる高さに底上げして、
ルンバに毎日掃除してもらえるようにするのが最終目標です。

底上げ台作り

すのこを底上げする為の土台を計画し、今回は20Aの塩ビ管で枠を組んでみる事にしました。

材料

  1. 20A塩ビ管
  2. 20A用の4口継手 8個
  3. 20A用の3口継手 4個
  4. 足用滑り止め
  5. 赤松 建材

塩ビ管は底上げ台用、赤松は底上げ台の上に乗せるすのこ作成用です。

土台に乗る丁度良い既製品のすのこがあれば、それで良いかと思いますが、既製品は大体桐である為高いです。安く仕上げる為の赤松となります。香りも嫌いじゃないです。

ワンポイント

因みに、当初こういう底上げ台を塩ビ管で組む想定でした。

これの当初の計画からの変更点として、赤丸部分の継手(20Aの5口)が存在しない?ネット上でいくら探しても見つからず、もちろんホームセンターにも売っておらず、4口継手に変更して真ん中のパイプを通さない形にしました。

完成写真赤×印の部分ですね。

ここだけ少し強度低いですが、自作のすのこを一枚板にしているので、全体的に負荷分散されるため、特に問題なく積めております。

施工道具

  1. インパクトドライバー
  2. 塩ビ管カッター
  3. パイプカッター
  4. パイプリーマ

塩ビ管を指定サイズでカットしてくれるお店であれば、カットしてもらったほうが良いと思います。塩ビ管をお店でカットしてもらえるのであれば、2〜4の道具は不要になります。

お店で厳密にサイズ指定でカットしてもらう場合は、間に挟む継手分の長さを考慮してカットして下さい。

私のを例にすると、土台の奥行きが80cmですが継手が3つ入ります。40cmでカットすると、継手分伸びて奥行きが80cmを超えてしまいます。

塩ビ管加工ワンポイント

もし自身で塩ビ管をカットする際、先に述べた塩ビカッター等道具があると捗ります。

因みに私は以下を使っております。

塩ビ管カッター

パイプカッターとの比較

メリット:短時間で切断可能

デメリット:切断面が斜めになり易い

パイプカッター

塩ビ管カッターとの比較

メリット:切断面が真っ直ぐ

デメリット:切断に時間がかかる。切断面がやや広がる。

パイプリーマ

パイプカッターによる広がりを削る作業に使いましたが、本来はバリ( 切断面の鋭角な部分)を削る道具です。

パーツ確認

塩ビ管を自身でカットした場合は長さが揃ってなかったりするので、
仮組み前に同じ長さ同士のパーツで長さが揃っているか確認して、
揃っていない場合は一番短いパイプに合わせてカットします。

仮組み

各パーツの長さが揃ったら継手に接続して、仮組みしていきます。

組み上がったサイズが想定通りか計測し、この時点で著しいガタつきや歪みがないかを確認し、問題がなければ必要に応じて接着していきます。

本格的に強度を上げるには塩ビ管用の接着剤で固定させることをおすすめしますが、この程度の台であれば接着しなくてもそれなりの強度はあります。しかし、二段棚などを考えている場合は崩落する可能性がありますので確実に接着が必要になります。

すのこ部分作成

土台が完成したら、土台の枠組みに乗るように
すのこの足の位置(土台にかかる部分)を決めます。

その次に、横板を並べておいてどのくらい隙間を空けるとバランスが良いか、
まずは固定前に確認します。

足の間隔、横板の隙間がある程度決まったら、横板と足が交わる箇所に下穴をあける印をつけます。
横板はすべて同じサイズになるので、一枚印をつけたらそれをベースに重ねて下穴をあけます。

横板全てに下穴をあけたら、まずはロの字の枠を作ります。
ここがきっちり90度で決まれば、横板の隙間を守ってビスを締めて行くだけになります。

足の部分に下穴が空いていないので、横板の下穴を基準にして足にも下穴をあけると安全です。最後の最後にビス打ちで割れてしまうのが一番悲しいことです。
焦らず確実にやるのがコツです。

さいごに

我が家の押し入れに導入したすのこが、160×80でしたが赤松の建材を使って組んだところ、
確か3000円しないくらいだったかと思います。
このサイズを桐材で作ったら恐ろしいことになりそうです・・・。

DIYの目的のすべてが安く仕上げる為ではありませんが、
特に押し入れに使うすのこなんかは、桐にこだわる必要はない気がします。

また、今回土台を塩ビ管で組みましたが、全て木材にした方が安上がりだったかもしれません。
塩ビ管自体は安いのですが、継手が恐ろしく高い。。

何はともあれこの通り、押入れの床をルンバに掃除してもらえるようになりました!

皆さんも素敵なDIYライフを。

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