以前、乾燥フィルターのエラーが出続ける件で記事を書きましたが、この対策を定期的に続けてどうなったかをまとめました。
乾燥後に乾燥フィルターから水が垂れる
結果を先にお伝えしますと、軽度の埃の詰まりであれば以前の対応だけで問題ありませんでしたが、とある箇所にぱっと見わからない汚れが詰まっていました。
ここが詰まると乾燥フィルターを外そうとした時にジメジメしてたり、ひどくなると水が垂れてきます。
身に覚えがある方は、以下の対応をしてみて下さい。
やはり原因はヒートポンプ
ヒートポンプの埃掃除、ヒートポンプ機構までの分解方法は以前の記事を参考にしてみて下さい。
今回は、ここを徹底的に洗浄する記事になります。
ヒートポンプ外し
以下、ヒートポンプ本体を外して水洗いする手順になります。
3色コネクタ外し
まずはコネクタのカバーを外し、コネクタをこのように剥き出しにします。
3色のコネクタを外します。
銅管センサー外し
黒と白のケーブルの銅管センサーがあるので、章末注意点に留意してこちらを外します。
機体差があるかと思いますが、スポッと簡単に外れるのもあれば、キツくてなかなか抜けないのもあるかと思います。
本体取り外し
コネクタ、銅管センサーを外したら取り外せる準備OKです。
一応機体差で取り付け位置が微妙に違うかも知れませんので、取り外す前に収まり具合を確認しておきましょう。
確認が出来ましたらいよいよ持ち上げます。
ここの銅管に指を掛けて真上に持ち上げます。(テンションをかけても曲がらない頑丈な部分)
本体養生
以降、山場なのに画像が無くて申し訳ありません!!
作業に夢中で撮影を忘れました・・・
3色コネクタが付いてた部分を念の為養生します。
おそらく少しは耐水性があると思いますが(普通に使ってて湿ったりするので)水に浸かる設計では無いはずなので、軽く養生します。
黒い円柱型の部分にビニール袋を下から被せ、コネクタの部分はタオルを掛けておきます。
本体洗浄
エアコン洗浄用の高圧洗浄機があればそれで洗浄するのが良いです。
外掃除用の高圧洗浄機では、距離と角度を誤るとアルミフィンがひん曲がるので、おすすめは風呂場のシャワーです。節水型だと圧力があるのでなお良いです。
最初は裏側からシャワー掛けた方が、目詰まりしないかと思います。
そのあとは表側からシャワーを掛けながらブラシでアルミフィンの目に沿って擦り洗います。
細かくて黒い、埃なのかカビなのかが出てくるかと思いますので、出て来なくなるまですすぎ洗いします。
本体設置箇所洗浄
ヒートポンプ本体が収まっていた部分の洗浄を行います。
奥に詰まらないように、大きいゴミを取り除いてから水を掛けながらブラシで擦って掃除すると良いです。
本体設置
本体の洗浄、設置箇所の洗浄が済みましたら、本体を載せてコネクタを元に戻していきます。
端にアルミフィンを擦らないように気を付けながらゆっくり戻します。
取り外す前に確認した収まり具合通りに収まっているか確認出来たらコネクタ、銅管センサーを元に戻します。
私の機体では黒色の銅管センサーが、配管の間を縫うように取り付けてありましたので同様に戻しました。
おまけ
これは、やるやらないは自己責任でお願いします。
全く私の勘ですが、ここの排気口に埃が詰まることで出口を失った埃がヒートポンプ内に詰まり、性能が落ちるという悪循環が起きている気がしました。
なのでこの通り魔改造しました。
まとめ
前回のヒートポンプ掃除と異なる点は、アルミフィンの洗浄方法くらいです。前回のメンテナンスだけしていても乾燥フィルターの水垂れ、冬場の厚手のトレーナー等の乾燥不全からくる洗濯物の全体的な乾燥不全が出ましたが、今回の洗浄をやる事で乾燥フィルターの水垂れが完全に無くなり、洗濯物もカラッカラに乾くようになりました。
引き続き定期的なメンテナンスをして、魔改造の経過も観察していこうかと思います。
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